淡路島のこと

五百羅漢さん達です。小学生の時に確か見に来たことがあったから、それ以来。
石仏の羅漢さん達はよく見ますが、彩色された木造の羅漢さんはめずらしいみたい。蓮華寺の創建は1332年。鎌倉時代ですね。江戸時代になって実如和尚という方が、16体の羅漢さんを持って来られました。当時淡路に仏師が4人いて、その人たちが一体一体作っていって五百羅漢さんになったそうです。でもかかった年月はなんと66年。完成した時には住職は4代目の住職になっていました。仏師さんたちもその子供や、孫やお弟子さんたちが何人も関わったと思われます。

もちろん、一体一体の羅漢さんはみんな違っていて、そもそも悟りの境地に入ったお釈迦様の最高のお弟子達だそうで、それぞれが違う神通力を持っておられるとか。もし、気になる羅漢さんを見つけたら、その羅漢さんの持っている神通力が私達が持っている神通力なのかもしれません。と考えると、どの羅漢さんが気になるのか、見に行ってみたくなりますね。

最初の写真の羅漢さんはお顔がなんと金色。この方の神通力はすべての羅漢さんの中ではぴか一だそうです。

「あの、なんか旗みたいなものを持っておられる羅漢さんはどんな方ですか?」私が聞くと
「お釈迦様の言った言葉を書き留めていった羅漢さんです」と住職
あ~、やっぱり私は書くことに才能があったのか?
なんて思いながら帰ってきた私なのでした。
ちなみに一緒に行ったえりちゃんは口から雲みたいなものを吐き出している羅漢さんが気になったようでしたが・・