奈良国立美術館へ

やっと当麻寺展へ

きっと、もう一生目にすることはできないだろうという思いから・・・。

根本曼荼羅はただただ大きく、偉大で

でも、1250年の年月はあまりにも長く、傷みもはげしい・・そう感じました。

この間の奈良の当麻寺の「中の坊」では、出張中でいらっしゃらなかった十一面観音様にもお会いしました。

この観音様は「導き観音」と呼ばれる尊い観音様。

なんで十一面観音と言うかというと、頭に11面(または十面)の観音様が乗っていらっしゃるからで

よ~く見るとそれぞれいろんなお顔をされています。

普段は見えないけれども

後ろ側にまわると観音様のお顔は泣いているんだとか

どちらかと言うと「泣き笑い」なんだとか

こんなに言うてもわからんか~と言われてるらしい・・・。