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Cerceau de Caya のブログ
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今朝は満月
昨日の夜のお月様もすてきでした。 昨日の夜は月光浴をして、しばし静寂の時を楽しみました。
満月の時は土中の水分が多いので、満月の2日前あたりに種をまくといいそうです。
そういやあ、おばあちゃんがせっせ、せっせと畑を耕してますが
そういうことしってか、知らずか
ただ単に春になって気候がよくなってきたからか・・。
また月が満ちるときは、茎、葉、花の収穫に適してるらしいから
花のエネルギーも満月のときはまた格別かも・・・。
どうぞ試してみてください。
ちなみに根を収穫するのは月が欠けるとき、と言われています。
今晩は花を買って、瞑想する、なんていいかも。
言葉によらない表現ということならば
やっと当麻寺展へ
きっと、もう一生目にすることはできないだろうという思いから・・・。
根本曼荼羅はただただ大きく、偉大で
でも、1250年の年月はあまりにも長く、傷みもはげしい・・そう感じました。
この間の奈良の当麻寺の「中の坊」では、出張中でいらっしゃらなかった十一面観音様にもお会いしました。
この観音様は「導き観音」と呼ばれる尊い観音様。
なんで十一面観音と言うかというと、頭に11面(または十面)の観音様が乗っていらっしゃるからで
よ~く見るとそれぞれいろんなお顔をされています。
普段は見えないけれども
後ろ側にまわると観音様のお顔は泣いているんだとか
どちらかと言うと「泣き笑い」なんだとか
こんなに言うてもわからんか~と言われてるらしい・・・。
この間より時々書いていた1250年前に曼荼羅を作った中将姫のおられたお寺です。
なんで奈良国立博物館じゃなくって、当麻寺かって?
この前のお休みの日は当麻曼荼羅の展示が見れない日だったから・・です。
当麻寺の中の坊で平成の時代に作られた曼荼羅を見せていただき、その「絵解き」というものを
聞かせていただきました。
「絵解き」とは独特の抑揚をつけて歌を歌うような感じで、曼荼羅の説明をしていくものです。
この平成の曼荼羅は今のご住職が
小さな頃に、村の老人達が「絵解き」をやっているのを聞き、それを覚えていましたが
だんだんと「絵解き」ができる人がいなくなってしまい
とうとう誰もやらなくなってしまった。
その昔の「絵解き」を復活させたいけれども、曼荼羅がないと、ということで
有名な絵描きさんにお願いしたのはいいけれども、なかなか出来上がらない。
なにせ予算もないし、催促もできないし、ということで
出来上がったのが15年後だったそうです。
それでも本当の曼荼羅の1/4の大きさらしいです。
いかに根本曼荼羅がすごいかってことですよね。
中将姫の曼荼羅への「思い」はすごいものやったんだろうな~。
伝説では一晩で出来た、ということになっているけれども
実際はどのぐらいかかったんでしょう~?
文字も読めない人が多かった時代
仏様の世界を語るのに
目でうったえかける必要があったんですね。
今、私たちは字も読めるし、必要な情報はなんでも手に入れることができるけれども
どれだけの人がこの世の世界や、あの世の世界、宇宙のこと、考えているのかしらん?
ボタンの美しいお寺でもありました。