お花を拒絶するなんて

昨日はいとこのお見舞いに淡路の病院へ。

私はイエローのポマンダーとお花を持って病室へ入っていきました。

すると看護士さんが

「お花は香りがするのでご遠慮ください」と言うのです。

「え? なんですて?」

花の香りのきらいな人がいるでしょうか? ここは病人を癒すとこじゃないの?

病院の消毒薬のにおいよりどんなにいいかわからないのに。

「病室がだめなら、どこか他のところに飾ってもらえませんか? せっかく持ってきたから」と言っても返事はノーでした。

いつから病院はそんな所になっちゃったんだろ。

いとこにせめて私がいる間だけでも、と思いお花を顔の近くに置き

イエローのポマンダーを彼女のオーラにつけて・・・

ポマンダーはプレゼントしようと思って持っていったのですが

私はそのポマンダーを持って帰ることにしました。

なぜなら、もう彼女は自分でつけることもできなかったからです。

家族も近くにはいない。看護士さんはそれが何かもわからない。

だったらポマンダーは誰かに捨てられそう。

せめてたっぷりつけて・・・

 

もっと早く来てあげればよかった。

そんなことを思いながら帰途についたのでした。