日記

先日母の実家を訪ねました。

実に26年ぶりでした。

私が小さい時、母と一緒にそこに何度も行っては

いとこ達と遊びまわったっけ。一緒に遊んだ庭や木や塀や、すべてがなつかしくって涙が出そうになりました。

なつかしい土塀はそこここが崩れていたけど、それを見ただけですぐに昔がそこにあって。

いとこといろいろ話をしました。

彼女の病気のこと、彼女の子ども達やおばのこと、亡くなったおじのこと。

なんだか時の流れが不思議すぎて

あれは昨日のことのようなのに

もう母もいなくって、このまま時が過ぎていって。

庭には母が生まれた時からある大きな楠が母が子どもの時も、そして今も存在していて・・・。

ただ時が過ぎていく。

母の実家は母がリラックスできた唯一の場所。

私もなぜだかそこにいると不思議なぐらいいつまでもたたずんでいたい、そんな気持ちになりました。