オーラソーマ

中将姫は當麻寺で修行していた頃

薬草の知識を学び、庶民に施していた。らしい

中将姫がお母さんにいじめられ、山に捨てられ、その後助けられて當麻寺に身を寄せることになるのですが

その前に身を寄せた家が、奈良の藤村家で

そこは、今はバスクリンで知られるツムラ(以前は津村順天堂)の創設者である津村重舎の母方の実家らしく

そこで中将姫が伝えた家伝の薬が中将湯なんですって。

ふ~む。 薬草ね~。

なかなかの人物やったね。中将姫は。

姫が求めたものはなんやったんやろ。

「経」と書いて縦糸(たていと)と読む。

では横糸は?

それは私たちがこの世で織っていく経験や体験なのかな?

深いな~。 教えと体験を融合させて織っていくとどんなものが出来るのかしらん。

オーラソーマ

ハンドケアに来られたお客様がベッドに横たわっている時

ふと、

あれ、今まで話していた人ではなく

まったく別の人が横たわっている、と感じることがよくあります。

そこには神聖な、なんというのでしょうか、とにかくちがう人格を感じるのです。

さっきは、ちょっと子どもぽかったり、ちょっとおしゃべりだったり、ちょっと心配性だったり

確かにいろいろなものに包まれている人間がいました。 でも私がそこに見るのは、その背後にある、もっともっと

どちかというと神性とでもいうのでしょうか、本質とでもいうのでしょうか。

とても美しいその人そのものです。

そして、私はその人と一緒に旅に出ます。 魂といっしょに歩きます。 眠ってしまい何も覚えていなくても・・・

きっと何かを受け取っている。 それがたったひとつだけのメッセージでも、

それは本当に大切なメッセージだと思います。

 

日記

曼荼羅の話ですが、国宝 綴織當麻曼荼羅 [つづれおりたいままんだら]

実は去年の11月に二上山に登ったあと、当麻寺に寄り、その曼荼羅を実際に目にしたのです。

と思ったのですが、あれはレプリカだったらしく

レプリカでも相当な、なんと言うのでしょうか、「すごいものを何か見たぞ感」があり、あのオリーブグリーン色の

曼荼羅はわたしの脳裏にしっかりと残っているのです。

で、

実はもっと前、5年ぐらい前だったか

長野善光寺に行ったとき

止まった宿(尊勝院だったと思う)でも、当麻曼荼羅を見ていたのです。

レプリカが日本に2つあるとすれば、その2つともたまたま私は見たことになります。

ふ~む

これはどういうこと?

やっぱり本物を見に行こう! 4月6日から公開だそうです。

本物を見る機会は30年にたった一度です。

 

 

新月の瞑想

むか~し、むかし 時は天平時代。

それは美しい、聡明な姫様がいらっしゃいました。 その名は中将姫。

姫が7歳になったころ、お母さんが亡くなり、新しいお母さんが来ました。

当然のごとく、まま母にいじめられ、姫は山に捨てられ、家来に殺されそうになりました。

あれ? なんだか白雪姫と似てる?

のちに、奈良の当麻寺に預けられ、そこで暮らすのですが・・。

姫は信仰心篤く、特に観音様を信仰しておられました。

26才のある日のこと、「仏様がこの世にいらっしゃるならば目の前に現れ給え」という願を立て

21日間の念仏をしたそうな。

最後の晩、老尼が現れ

「蓮の糸で曼荼羅を織りなさい」と言われました。

姫は国中の蓮の茎を集めて、糸にし、染色のために井戸にその糸を入れました。

するとその糸は5色に染め上がったと言われます。

その晩に、阿弥陀如来と観音菩薩が現れ、その助けもあり、姫は

一晩で4・5メートル四方にもわたるすばらしい曼荼羅を織り上げた、というお話。
 国宝 綴織當麻曼荼羅 [つづれおりたいままんだら]

この曼荼羅が出来て1250年、それ以来当麻寺の本尊であり、

今回、30年ぶりに奈良の国立博物館で公開されるそうです。

見に行きたいな~。ゆかさんからの情報でした~。

日記

2月の瞑想会のときに

ゆかちゃんが投げかけた質問は 「なぜこのメンバーが集まったの?」 ということでした。

彼女はお母さん(育ててくれたおかあさん)と瞑想会に参加していました。

そして、その時にみんなで共有して見た映像は、土や草や雨の香りと共に「織物を織っている」ということでした。

場所もわからないけど、昔の機織りのメンバーが織物を織って

休憩時間に楽しそうにダンスをおどって・・・というものだった・・・らしい(私は見てない これがナビゲータのつらいところ)

その時にながれていた音楽はアイリッシュハープ。

アイリッシュハープはその名の通りアイルランドのハープ。

その音色を聞きながら、みんなが共有したもの・・・

それは昔の仲間との思い出と共に、そのきっても切れることのない関係性だったのか。

ゆかちゃんはお母さんと一緒にアイルランドに旅行にいくことを決めたんですって。

お~、なんなんですか、この一連の流れは。

素敵すぎる! アイルランドに本当に行くなんて。

私の意識は日本の古い伝説「中将姫」のお話に飛ぶのです。

つづく。