耳のケア3

もう半年ぐらい前のことでしょうか。
友達2人と一緒に車に乗っていた時のことです。
後ろの座席に乗っていた友人がなかなか話にのってこないのです。
話しかけても返事が返ってこないので、私がとなりの友人の顔を見ると
「聞こえないのよ」と彼女が言いました。
「聞こえにくいの?」と後ろを向いて聞くと
「そうなんよ。あんまり聞こえないねん」と後ろに座っている友人。
「病院にも行ったんやけど、薬もくれたけど、あんまり効かへん」

私はさっそく耳のプラクティスを教えてあげました。
「なんかちょっとしただけで身体があたたかくなったわ」と彼女
一か月が過ぎて
また3人で車に乗りました。
「やってる?」
「やってるよ」
「どう?」
「さあ、よくなってないと思う」
でも3人の会話はスムーズになっていました。

2か月目
「やってる?」
「やってへん」
私達はいつも試されます。何かいつもとはちがうことが日常に起きた時に習慣になりかけていたことを忘れてしまうのです。私はもう一度、このプラクティスの有効性を話しました。

半年ほどが経ち
「やってる?」
「やってる。する時間を決めたんよ」
「で、どう。ちょっと良くなってきた気がする?」
「う~ん」と言いながら今回は否定はしません。
きっと、心の中でひょっとしたらという何かが芽生えた様子。
たぶん、「よくなった」という言葉は検査か何かではっきりとよくなったという証拠を見せられないと出てこないと思う。けど、する時間を決めて毎日やっているということが本当にすばらしい!