古事記を学ぶ

日本神話に興味をもち、古事記を学び始めて6、7年がたつでしょうか。

本の中で多くの神々と出会いましたが、例の「あめのふきおのかみ」のことは忘れたままでした。

古事記の本1冊読むのにひょっとしたら4年ぐらいはかかったかもしれません。私の先生は脱線しながらゆっくりゆっくり進むのでなかなか本1冊を読み終わらなかったのです。2回を読み始めてしばらくしてから

天の神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)にこの国をつくろい完成させるように命じた。
二柱の神は天の沼矛(ぬぼこ)を入れてかき回した。とあり、
その後、多くの神々を生んでいくわけですが、

天之吹男神という神様が生まれたというところを見て、

「でた~」と思いました。

びっくりしたのはその神様の説明を読んだときです。

「吹男」とあるのは本当は「葺男」ということで、葺くというのは茅を葺くという意味だと書いてありました。