先日「重ね煮」について少しばかり知る機会をいただきました。
野菜の煮物は身体によいということはもちろん知っています。
けれどもこの「重ね煮」というのは砂糖や醤油のような調味料を使わずにお塩だけで作るものです。もちろん水も使いません。そして陰陽論に基づき、陽のお野菜を下に、陰のお野菜を上に重ねていって作るのです。そうすることでエネルギーの交流が起き、バランスのとれたエネルギーの高い野菜の料理 → 甘みがありおいしいものとなるのです。
30年ほど前にこの料理法を本で知ったときは、ふんふんと思ったけれど実際普通の野菜の煮物とどうちがうのかよくわからなかったし、やってみようとは思いませんでした。
けれども、やっとお鍋の中に小宇宙が・・なんて話もわかるようになったのかもしれません。
で
さっそくやってみました。
最初、店でやってみたのですが、IHなので弱火の調節がうまくわからずに15分でこげてきてしまい、味は、先日味わったのとは似ているけれども非なるものに。
今度はちょうどいい感じの小ぶりの陶器の深鍋を買って、家で再挑戦。出来上がるまでは鍋のふたをとらないようにと言われていたので、1時間15分ひたすら、どんなんが出来るかな~と待って、ふたをあけたのですが
やっぱり失敗。たまねぎに甘みがありません。
シンプルな料理なのに、以外とむずい!と実感。
こんなことであきらめるわけにはいきません。
さて3度目の報告は・・・
(つづく)