日記

013 裏千家の今日庵

011 表千家の不審庵

今回の京都での目的のひとつはお茶の家元見学でした。

表千家と裏千家はお隣どおしでもあり、御所に近い方が表千家、その裏が裏千家ということになっております。たまたま表千家では毎月22日に見学が出来ると知ったので申込をしてみました。

けど、お茶をしていない私とその友達は、行ってしまってからあまりに場違いのところに来てしまったとちょっくら汗ばんだのでありますが、しかたがないし。

絶対に遅刻だけはしてはいけないと思ったので15分早く着いたのですが、玄関に着いたのはいいけどそれからどうしたもんかがわからない。何の張り紙もしていないからです。ピンポンすると「時間になるまでお待ちください」とのこと。

するとぞくぞくと着物軍団がやってくるではありませんか。

服を着ている私たちはなんか、やってしまったという感じ。

説明をしてくださったのはおじいさんの代から3代に渡って家元に入り内弟子(?)をしているというイケメン男子。

利休の時代から約400年がたち、その間に2回建て替えられたとは言え、ひたすらに伝統と格式を守り続けるその姿にはやはり重みを感じます。

友達のえっちゃんは「なんかかび臭いことなかった?」と言ってましたが、私にはその感覚はやってこず、広大な敷地に建てられた表千家の不審庵やその他の茶室や部屋は、あたり前のことなんでしょうが電灯などはなく、障子から差し込む微妙な光を受けて、お茶をいただく人々に、その心にも届くのでしょうねと感じたしだい。

代々の家元にしか伝えられないという秘伝ってなんなん?って思うんですよね~。

オーラソーマと茶道にはなんか似たとこがあって

茶道だと、露地に入り、石だたみを一歩一歩踏みしめて茶室へと歩んでいくにつれ、この現世を離れていくわけですが、オーラソーマだとポマンダーをすることで、この現世のごたごたから離れて内なる世界へいく。そこで何を感じるか、自分がどう生きるかを考える。

クイントエッセンスを使って、内なるマスターに繋がることは

茶道だと、独座観念ってとこか。