「牛に引かれて善光寺まいり」とはよく聞きますが
どういうことかと言うと
信濃の国の小諸というところに、1人のおばあさんが住んでいて、このおばあさんはまったく仏様に手を合わすこともない無信心なおばあさんでした。
ある時に川で洗濯をして、洗濯物を木にかけ乾かしていると
一頭の牛が現れて角で洗濯物を引っ掛けて走り出した。
おばあさんはその牛を追いかけ、北へ走って走って、気がつくと善光寺まで来てしまったというお話。
そしてすっかり信心深いおばあさんに生まれ変わったらしいですが、
実はこの牛は観音様の化身であったとかで
断崖絶壁の上にあるこの観音様に会いに
布引観音堂へ行ってきました。
西国33ヶ所の観音様をめぐった後なのでなんとなく感慨深いものがありました。
それにしても、長野は遠かった~。
今日は七夕ですね~。