やっぱり木のこと
クリスマスと言えばもみの木。
我家にもそういえばもみの木っぽい木が一本あったけ。けどこのところの休みの少なさにかまけてち~ともかまってあげてなかったし。
ひさしぶりに植木屋さんに来てもらいました。
「僕が木を切ったら、鳥がくるんですよ」
「僕が木を切ったら木がキラッと輝くんですよ」
「・・・・」
なんかいつもの植木屋さんとち・が・う。
「とにかく全然ちがいますから、見て下さい」と言う。
彼は木と話すんだな。
確かに彼が立ち去ったあとに、空気が通ったようにさわやかな庭があったし
私はひとつ気がついたことがあったんだよね。
それは母が生きていたころのこと。母はふらふらしていたので庭を歩くときはいつも松の枝につかまってそれをささえにしていた。
しばらくするとその枝は(一番枝ぶりのよいものだったんだけれども)枯れてしまった。
その枝だけ枯れてしまった。
私はなんだか母がその枝を枯らしたと思っていた。(エネルギー吸いとったんちゃうかって)
「あ~、ちがうな~」と私は始めて気がついた。
松の枝はみずから自分を犠牲にしてまで、母に元気をくれていたんだ~。
植木屋さんにきれいにカットしてもらってよみがえった松は私にそれを伝えてくれたような。
万作やさん(植木屋さん)ありがとう~