日記

1人の男性がある日、六甲山で巨石にぶつかる。

「なんだろう?」と思って土をのけたり草をひいたりしていると

その全貌はだんだんと姿を現し、思った以上に大きなスケールの遺跡か岩座かと思う。

しかし、その場所は他人の私有地。

しっかし1年半後に彼はなんとその土地の所有者とたまたま出会うことになる。

そしてその所有者から許可を得て

その地を調査し、整備することに。

毎日、毎日山に登り、作業すること約2年。

そうして昨日、坂田さんは私達を案内してくださった。草を刈り、土をどけてくださったからこそ私達はそこにたどりつけた。

なぜ、こんなところにこんな大きな岩が?

なんの為に?

毎日毎日、作業をしていると

ある日

「あれ?、こんなところにこんな熊笹がはえていたっけ?」と思うことがあるそうな。

そうしてその熊笹を刈っていると道がみつかり、そしてその先に大きな岩座が発見されることがあるらしい。まるでその場所に

導かれるように。

つづく