古事記のこと

昨日はお店を1日お休みして

淡路島に行ってきました。
目的は「古事記と淡路島」というタイトルの講演会を聞くためです。
講師は神戸市の青雲高校教頭の投石 文子先生です。
投石先生は神戸出身で淡路の五色町に嫁にきて、今は毎日、
神戸の星雲高校まで通っているそうです。
私は淡路出身で神戸に住んでいますから、反対やなと思いながらお話を聞きました。
 
投石先生は、女性が変える島づくりということで「淡路おみな」という女性ばかりの会の会長です。
今年は古事記編纂1300年ということですが、淡路島が
出雲にえらくまけてると言われてました。
 
出雲地方はとてもじょうずに古事記の出雲を宣伝していますし、
本当に多くの人が出雲地方を訪れています。
淡路島は古事記では最初に生まれる島であるのに、
もうひとつうまく宣伝できていないとくやしそうでした。
 
でも出雲の人にどうしてそんなに人が来るのかと聞くと
「何もしていない」という答えが返ってきたそうです。
先生の結論は
その地に住む人が、自分たちの土地にほこりをもっているかどうか
ではないかということになり、
 
自分たちの住む島が誇り高い場所であるということを
もっと多くの人に知ってもらいたいということで
女性ならではの活動をされておりました。
みけつくにである淡路島の食文化の紹介(蘇を実際作ったり郷土料理の小冊子をだしたり)
くにうみ神話の絵本を作ったり、かみしばいを作って上演したり。絵本の内容も
イザナギ神宮の宮司さんから何回もだめだしされながら、衣装や建物にも気をくばり
作ったということです。 つづく